「バンドネオン弾いてます」「あ〜バンドやってるんですね」 違うっ!(心の声)
面倒な時は訂正しません。よって、私はバンドマン(ウーマン?)だと思われていたりします。
バンドネオンの認知度って低いんですよね💦 私の経験では、100人中1人知ってるかなくらいです。
私は子供の頃から憧れていて、最近購入して練習を始めましたが、
バンドネオンの「歴史的背景」や「音が鳴る構造」などはよく知りません。
入手できる情報も限られているのですが、出来るだけ調べて書いていきたいと思います。
これが、バンドネオン
まずは、バンドネオンの写真を見てください。
セクシーな演奏者が目立っている写真ですが、楽器の大体の感じは分かると思います。
直方体のような形で、中央部分が蛇腹になっていて、伸ばしたり縮めたりできます。
両サイド(右手と左手)にボタンがたくさん付いていて、一つ一つに音が割り当てられていています。
よく「アコーディオンと同じですね」と言われますが、
アコーディオンはピアノのような鍵盤、バンドネオンはボタンと、大きく異なると思います。
出典:Wikipedia
ちなみに、バンドネオンは大きく分けると2種類あります。クロマティックとディアトニック。
両者はボタンの配列が異なるのですが、それ以上に大きな違いが蛇腹の開閉と音の関係です。
クロマティック・バンドネオン:1つのボタンを押しながら、蛇腹を開いた時と閉じた時で、同じ音が鳴る
ディアトニック・バンドネオン:1つのボタンを押しながら、蛇腹を開いた時と閉じた時で、異なる音が鳴る
つまり、ディアトニックは、1つのボタンに対して2つの音があるので、覚えることが2倍になります。。。
バンドネオンは悪魔の楽器なのか
「バンドネオンは悪魔の楽器」、ネットや本などには、そう書かれていることが多いです。
理由は、ボタンの配列が、ドレミファソラシドなどの規則性のある順番になっていないから。
自分でバンドネオンを弾いて感じたことは
- ピアノの鍵盤と音の並びが違うし、覚えようにも規則性がないので覚えにくい(マジで、悪魔!)
- 曲を弾いていると、次の音のボタンが「ここにあるといいな」と思う場所にある(案外、天使?)
特定の調の曲を演奏するのに、適した配列になっているのかもしれません。
いずれにしても、習得にはかなりの時間がかかりそうで、「弾くのが難しい」とは思います。
バンドネオンは、デザインがお洒落?
お洒落か否かは、個人の感覚によるとこが大きいと思いますが、私はお洒落だと思います。
製造された年代なのか、会社なのか、ブランドなのか、、、様々なデザインのものがあります。
シンプルでカッコイイ感じ。
出典:東京蛇腹店
装飾があって華やかな感じ
出典:谷口楽器
ブラウンが、クラシカルで素敵
出典:TANGO GRELIO
次回は、バンドネオンの歴史に触れたいと思います。私のバンドネオンもご紹介したいです。