えーーーまた歌ってくれるんだ!
今朝、とても嬉しい発見がありました。
2017〜2019年頃に大好きだった「ぼくのりりっくのぼうよみ」(男性ミュージシャン)。
急に辞職(⁈)されてしまい、新しい曲が聞けなくなっていました。
それが今朝、彼が〝ゆうこす〟こと菅本裕子さんと結婚されたとのネットニュースが。
たなか(Dios/前職:ぼくのりりっくのぼうよみ)とあり、Diosというバンドをされていることが判明!
今、YouTubeでDiosの楽曲を聴きながら、このブログを書いていますが、
まずは、懐かしい「ぼくのりりっくのぼうよみ」について、お話しします。
楽曲:Black bird(ぼくのりりっくのぼうよみ「hollow world」より)
私が特に好きな曲の1つが、「Black bird」です。
歌詞にあるように『白い人々に牛耳られ』た世界で生きる『黒い鳥』の、生き辛さをテーマにした曲です。
ただ、最後には『この広い空はお前だけのものだ』と、覚悟を促すようなフレーズもあります。頑張れ!
出典:Amazon
好きな理由(1):1拍の中に入れる音節の数を自由に操ることで、曲にうねりを作っている
例えば、出だしの『生まれた時に押された烙印』は、次のように歌われています。
(休符)ウ/マレ/タト/キニ/(休符)オ/サレタ/ラク/イン
(休符)を入れずに、オサ/レタとも歌えますが、(休符)を入れたほうがリズムが良いですね。
また、その先の『なんせ羽が黒いだけでこんなに暮らしにくい世の中で』は、
ナンセ/ハネガ/クロイ/ダケデ/コンナニ/クラシ/ニクイ/ヨノ/ナカ/デ となっています。
平均すると1拍に3音節ずつ入っており、『生まれた時に押された烙印』よりスピードアップ。
さらに、コンナニは4音節あるので早口言葉のように聞こえて、スパイスになっていると思います。
好きな理由(2):『そっと食んだ concrete』という表現で、情景が見える
「食む」は、もぐもぐ食べる様子を表す言葉。でも、ここで食んでいるのはconcrete(コンクリート)。
『そっと食んだ』ということは硬くて食べられないと分かっているけど、
身体的な辛さを自分から味わいにいくことで、精神的な辛さを紛らわそうとしているのかな。
実際の鳥も、時々地面のコンクリートをつついていますが
(おそらく虫などを食べようとしている)、その風景も頭に浮かび、すごいリアリティーを感じました。
好きな理由(3):私自身にも当てはまるな、と共感できるフレーズがあった
『自分で作った籠の中諦めて笑った 自分の毒に溺れ死ぬカラス』
「ひどい状況」は、周りの環境に起因することが多いけど、それを日常として受け入れている内に、
自分までがその思考に染まって、自分の可能性を狭めてしまっていることがあると思います。
「時々、バカをやるのも良いのかな」なんて思いました。
ご結婚おめでとうございます❤️
他にもご紹介したい楽曲はたくさんありますが、長くなってきましたので、この辺りで。
まずは、ご結婚おめでとうございます!!